【商品情報】サンドウィッチ型文字盤とは?
パネライはその独自のデザインで知られていますが、中でもサンドイッチ文字盤はブランドを象徴する特徴の一つとして多くの愛好家から注目を集めています。このユニークな文字盤デザインは、時計の視認性を向上させるだけでなく、時計全体のデザインに深みと立体感を与えています。
今回はパネライのサンドイッチ文字盤の魅力に迫り、その歴史や技術について詳しくご紹介します!
サンドイッチ文字盤の起源
サンドイッチ文字盤は、パネライの歴史的と深く結びついています。このデザインは、1930年代から1940年代にかけて、イタリア海軍の潜水部隊向けに開発された最初のダイバーズウォッチ「ラジオミール」や「ルミノール」に由来します。当時のパネライは、軍事用途における視認性の重要性を強く認識しており、潜水中でも確実に時間を確認できることが求められていました。
そこで開発されたのが、2枚のディスクを重ね合わせたサンドイッチ型構造の文字盤です。上層のディスクには、数字やインデックスの形に穴が開けられており、その下層には夜光塗料が塗布されたディスクが配置されています。この構造により、文字盤の数字やインデックスがくっきりと浮かび上がり、暗闇や水中でも高い視認性を実現しました。
サンドイッチ文字盤の技術と構造
サンドイッチ文字盤は、その名前が示す通り、2枚の層で構成されています。上層のディスクは数字やインデックスの形に精密に切り抜かれており、下層のディスクに塗布された夜光塗料がその隙間から見える仕組みです。この構造により、インデックスが浮かび上がるような立体的な見た目が実現され、パネライの時計が他のブランドと一線を画す特徴となっています。
このデザインは、特に暗闇や薄明かりの中で優れた視認性を提供します。サンドイッチ文字盤により、インデックスが明確に浮かび上がり、素早く時間を確認できるため、アウトドアやスポーツ、さらには日常生活でも重宝されます。
そして、パネライのサンドイッチ文字盤は単に機能的な利点だけでなく、美的な要素としても非常に評価されています。文字盤が立体的に見えることで、時計全体に深みが生まれ、他のシンプルなフラットダイヤルに比べて、存在感があります。このデザインは、パネライの伝統的なミニマリズムと機能美を融合させ、視覚的なインパクトを持ちながらもシンプルで洗練された印象を与えます。
サンドイッチ文字盤は、クラシックなデザインにモダンな技術を加えたものとして、多くの愛好家に支持されています。また、パネライの時計を見ただけで一目でブランドを認識できる、ブランドアイデンティティの一部とも言えるでしょう。
パネライのサンドイッチ文字盤は、時計の視認性を飛躍的に向上させた革新的なデザインでありながら、その美しさと立体感によって、時計そのものに芸術的な深みを加えています。
パネライの時計を選ぶ際には、ぜひサンドイッチ文字盤にも注目してみてください!
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