その四 デパ地下グルメの発祥は松坂屋!?
#松坂屋ヒストリア小話 その四
昭和11年(1936年)、日本初のデパ地下といわれる味の老舗「東西名物街」が松坂屋名古屋店地下1階にオープン。
名古屋店建物(昭和12年)
名店街の発祥は松坂屋名古屋店でした。昭和26年(1951年)にできた渋谷の東急百貨店の「東横のれん街」がその草分けといわれますが、実際には松坂屋名古屋店の「東西名物街」がそれより15年早かったのです。昭和11年12月の新聞広告によれば、京都虎屋の和菓子、東京コロンバンの洋菓子、大阪松前屋の昆布、東京有明屋のつくだ煮といった東西の名店を開設しています。今ではおなじみの名店街ですが、当時は業界でも評判になったようです。
名物街の広告
名物街の各店舗