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2026.10.25

老舗 坂角総本舖が挑む、新たな惣菜ブランド 「BANKAKU KITCHEN」への想い

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老舗 坂角総本舖が挑む、新たな惣菜ブランド 「BANKAKU KITCHEN」への想い

坂角総本舖といえば「ゆかり」のイメージが強いですが、近年、お惣菜という新しい分野に挑戦されていること、皆さんはご存知でしたか?

今回は、長年親しまれてきた坂角総本舖が、なぜ新たにお惣菜へ挑戦することになったのか、その背景や新しい商品に込められた想いについてご紹介します。

 

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こんにちは。中京大学の「ほのか」と「あみ」です。

この企画では、学生ならではの視点から松坂屋名古屋店で働く方々の魅力を発信していきます。

 

今回は、本館地下1階にある「BANKAKU KITCHEN 」のマーケティング部 営業企画課 広報・情報企画担当の山田弥生さんに、「 BANKAKU KITCHEN 坂角キッチン」誕生についてのお話を聞いてきました。

 

 

ゆかりの次へ。長年愛される坂角総本舖が挑む、新しいカタチ

 

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ショップにはスイーツから惣菜まで多彩なラインアップが勢揃い!

 

「BANKAKU KITCHEN」は、百貨店初出店となる店舗として、2026年6月に松坂屋名古屋店にオープンしました。

「海老カツサンド」「〈焼き〉海老カレーパン」「こだわり素材のハーモニー 海老グルメコロッケ」「大きな具材が贅沢な 海の幸グルメピラフ」といった多彩なフードメニューから、「坂角たまごのふるふわカステラ」や「 B.sablé(ベー・サブレ)」といったスイーツまで、海老のプロフェッショナル坂角総本舖ならではのメニューが勢揃い!

長年親しまれてきた坂角の“海老”の魅力を、これまでとはひと味違う形で楽しめる。とにかく“伝統と新しさが融合した、海老を楽しむお店”です。

 

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長年エビと向き合ってきた老舗だからこその「BANKAKU KITCHEN」への想い

 

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――角総本舖といえば「ゆかり」のイメージが強いですが今回「BANKAKU KITCHEN」という新しい惣菜ブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。

 

山田さん:「BANKAKU KITCHEN」は、海老を中心とする海鮮を使ったフードメニューや、新しい名古屋グルメを提供することで、坂角総本舖をご存じの方はもちろん、若い方や新しいお客様にも楽しんでいただきたいと考え、スタートしたブランドです。

2021年に栄でポップアップ開催したことを皮切りに、何度か期間限定出品を重ねるなかで大変好評をいただき、常設店のオープンに至りました。2026年6年にオープンした「BANKAKU KITCHEN 松坂屋名古屋店」は、2店舗目の常設店であり、初の百貨店店舗となります。

 

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──「BANKAKU KITCHEN」にとって海老はどのような存在なのでしょうか。

 

山田さん:「BANKAKU KITCHEN」を含め、坂角総本舖にとって海老は、海からいただく大切な資源です。私たちの仕事は、毎日たくさんの海老の命をいただくことで成り立っています。そうした感謝を忘れないよう、社内では毎年4月24日を「海老供養の日」として、改めて海老に感謝する日としています。

 

 

──長年培ってきた技術や想いが、商品にも込められているんですね。

 

山田さん:はいそうです。長年海老と向き合ってきた坂角総本舗だからこそ、実現できるおいしさがあると考えています。海老を中心とした海鮮のおいしさを最大限に引き出し、おいしいものを作ることに対しては自信がありますし、妥協もしません。 

 

 

──商品を通じて名古屋のどんな魅力を伝えたいと考えていますか。

 

山田さん:名古屋といえば「海老」というイメージもあるので、「BANKAKU KITCHEN」のメニューも、新しい名古屋グルメとして展開を広げていけたらと考えています。

実は、坂角の看板商品であるえびせんべい「ゆかり」も、江戸時代から伝わる地元の食べ物「えびはんぺい」を初代・坂角次郎がお煎餅にアレンジしたことから生まれた商品です。古くから海老がたくさん獲れ、食べられていた愛知県だからこそ、海老のおいしさを味わっていただくことで、愛知県らしさを感じてもらえたらと考えています。

 

 

初代・坂角次郎さんのお名前から“坂角”の名前がつけられたんですね。

地元名古屋の新しい味として「ゆかり」とともに世界中の方に愛される存在になることを楽しみにしています。

 

 

 

BANKAKU KITCHENのおすすめ商品

 

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海老カツサンド

 

──特にこれが「BANKAKU KITCHENらしい!」というおすすめの商品を教えてください。よかったらその理由も教えていただけますか。

 

山田さん:どれも BANKAKU KITCHENらしいこだわりが詰まっていますが、特に挙げるとするなら「海老カツサンド」です。

開発スタートから10年以上かけて完成させた、こだわりのおいしさが詰まった一品です。海老カツは衣が薄く、海老の身をたっぷりと使い、さらにつなぎに帆立を使うことで、旨みをプラスしています。

海老カツのおいしさを最大限感じられるよう、非常にシンプルなカツサンドに仕上げました。世の中の一般的な海老カツの作り方からスタートせず、「どんな海老カツが一番おいしいか」という追求から開発をスタートした点が、坂角総本舖らしい商品づくりだと思っています。

 

──初めて「BANKAKU KITCHEN」を知った学生に向け、まず食べてほしいおすすめの商品はありますか?

 

山田さん:一番人気の「〈焼き〉海老カレーパン」です!

中身の具材の約4分の1に海老が使われており、海老の風味や旨みをしっかりとお楽しみいただけます。カレーパンという親しみやすいメニューでありながら、坂角らしさも感じていただけると思います。また、「ゆかり」の製造時に残る海老の殻を乾燥させ、粉末状にした海老粉を少し加えることで、香ばしい風味もプラスしています。

 

「BANKAKU KITCHEN」はテイクアウトのお店なので、ランチや夕食のおかず、軽食としてもお楽しみいただけます。また、カレーパンなどは手土産にもおすすめです。日常の中のさまざまなシーンで楽しんでいただきたいです。

 

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「海老カツサンド」は、海老がぷりぷりで、ひと口食べると海老の存在感をしっかり感じられる一品。「〈焼き〉海老カレーパン」は、香ばしい風味もあり、海老の旨みが詰まった味。

みなさんも是非食べてみてくださいね。

 

 

老舗ブランドとしての、伝統と挑戦

 

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──ブランドとして、伝統を守ることと、新しいことに挑戦することを、どのように両立されていますか?

 

山田さん:「不易流行」という考え方を大切にしています。長く愛される「ゆかり」という商品があるからこそ、変えてはいけないことと変えなくてはいけないことを見極め、変わり続けることで、伝統を守り継いでいきたいと考えています。原料の海老が高騰しても、「ゆかり」のレシピは変えません。(「ゆかり」は、約7割が海老の身でできています。)

総菜という新たな分野に挑戦しつつも、坂角総本舖が大切にしているものづくりの情熱は変えない。海鮮のおいしさを最大限に生かす開発を目指しています。

 

 

実際に、B.sabléを試食させていただきました!

 

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──NEO名古屋土産No.1(※)にもなった「B.sablé(ベー・サブレ)」は、海老せんべいと洋菓子を掛け合わせた新しいサブレですよね。どんな商品ですか?

(※日本経済新聞「何でもランキング ネオ土産菓子」)

 

山田さん:甘さとしょっぱさがバランスよく共存する中に、「ゆかり」の香ばしさを感じていただける仕上がりになっています。「B.sablé」は、えびせんべい「ゆかり」を、もっと多くのシーンで楽しんでいただきたいという想いから開発した商品です。洋菓子らしくコーヒーや紅茶との相性も良いのですが、塩味と海老の風味も加わっているため、ワインとの相性も抜群です。ぜひ実際に召し上がってみてください。

 

 

今回、私たちは「プレーン/塩」を試食させていただきました。「甘じょっぱい」と聞いても、最初はどのような味なのか想像がつきませんでした。しかし、実際に食べてみると、サブレの甘さの中にほどよい塩味があり、「甘じょっぱい」という表現に納得しました。また、袋を開けた瞬間、海老の香りがふわっと広がり、口に入れると坂角らしい海老の風味がしっかりと感じられます。サブレのやさしい甘さと海老の香り、塩味が合わさることで、今までに食べたことのない組み合わせが新鮮で、とても面白い味わいでした。

フレーバーは、プレーン/塩、トマト、オニオンの3種類。どれもそれぞれ違った味わいを楽しめます。ぜひ皆さんも実際に食べて、海老の風味と甘じょっぱさが織りなすおいしさや、フレーバーごとの違いを楽しんでみてください!

 

 

 

興味のあることに、ぜひ積極的にチャレンジ

 

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──最後に、働くことについて学生へアドバイスをお願いします。

 

山田さん:大学時代に学んだこと、打ち込んだことの中には、将来、直接役に立つビジョンが浮かばないものもあるかもしれません。しかし、長く働いていると、意外な特技が思いがけず仕事に役立つこともあります。また、興味のあることを深く学べば、思いがけない場面で、ほかの人には踏み込めないところまで自分の領域を広げることができたりもします。学生時代に、やってみたいことや興味のあることに、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。

 

 

取材を終えて

 

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今回の取材を通して、山田さんの坂角総本舖に対する深い愛情を感じることができました。坂角総本舖の歴史や商品について語る姿からは、伝統への誇りだけでなく、これからも多くの人にその魅力を届けたいという思いが伝わってきました。

また、長年続く老舗でありながら、新しい惣菜ブランドの立ち上げなど、時代に合わせて挑戦し続けていることも印象に残りました。

今回の取材を通して、伝統を守ることと、新しいことに挑戦することの両方が、老舗を未来につなげていくために大切なのだと感じました。

山田さん、この度は貴重なお時間をいただきありがとうございました!

 

 


 

《今回のゲスト》

 

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坂角総本舗マーケティング部営業企画課 広報・情報企画担当

山田 弥生さん(中央)

ライター:中京大学 ほのか(左)、あみ(右)

(※2026年10月現在)

 

 


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