その八 GWの目玉催事は「生きた動物大バーゲン」!?
#松坂屋ヒストリア小話 その八
昭和41年のゴールデンウィークで最も人気を呼んだ催しの一つが、松坂屋銀座店屋上の「生きた動物大バーゲン」だった。
昭和41年(1966年)のゴールデンウィーク期間中に松坂屋銀座店の屋上では「生きた動物大バーゲン」が開催されました。大は120万円のインド象から、小は10円のサワガニにいたるまで約300種、総勢1万匹が集結。当時の日本経済新聞(昭和41年5月11日)は「一頭120万円の小象をはじめ、へび、かえるなどが飛ぶように売れた」と報じています。この動物大バーゲンは日本で最初のユニークな催しとして全国で話題となって連日大入りを続け、売上も目標を大きく上回ったとのことです。それから約半世紀が過ぎ、2017年4月にその松坂屋銀座店の跡地には複合商業施設「GINZA SIX」が華々しくオープンしました。
大勢のお客様で賑わう会場風景
売約済みの小象
オラウータンも販売